源泉米は、春一番に種モミに水を浸すとき(目出しと言う)に人間が必要とするミネラルを使用します。
弊社が使用するミネラルは、植物(おからや紅茶のしぼりかす)だけの堆肥を微生物を使って80℃位まで発酵させた、完熟堆肥を使用します。
「植物性の完熟堆肥」は、人間にとって必要なミネラル群のカタマリで成分がわかっているだけで数十種類もあります。
堆肥には、牛、豚、鳥などの動物の糞を使用した「動物性の堆肥」もありますが、現在、動物に与えられている「エサ」の多くは、発育の増進や病気にならないように多くの抗生物質やホルモン剤が使われています。
このような「エサ」を食べた動物の糞は、植物循環を重視した農業では、科学肥料を使用するのと同じだと考えており、弊社では使用をしておりません。
その為、お米の数量はとれませんが、本当に美味しく、冷めても臭いや変色が少ないコシヒカリになります。
※ミネラルを目出しに入れるのは、ミネラルには殺菌作用もあり、その為、種子消毒の必要がないからです。
雲母の風化体から抽出した、有機物を一切含まない「天然ミネラル原液」は、植物の発芽・発根の促進、葉・茎の伸長、果実の熟成と糖度増進、樹勢強化などにおいて、顕著な実績を示しています。
当社の「源泉米」は、稲の生育過程でこの「天然ミネラル原液」をあたえております。
お米(南魚沼産コシヒカリ)で有名な新潟から全国の皆さんへ、最高の新潟コシヒカリ「源泉米」を、ご提供する事が私の夢です。
源泉米は、私のこれまでの全てで、ミネラルや肥料にこだわった、まさに「こだわり米」と呼ぶに相応しいでしょう。皆さん、私のこだわり「源泉米」、どうぞご賞味下さい!!。
一般的に お米が一番美味しいのは、「新米」とされていますが、実は1.5か月程、熟成させた方が美味しいです。弊社の源泉米は、特に熟成させる事で旨味が増し、甘くなります。次の年の新米が出るまで味が落ちません。
宮中祭祀のひとつに収穫祭にあたる「新嘗祭(にいなめさい)」がありますが、11月23日に行われることを考えると お米が熟成して美味しくなる事を昔の人は知っていたのでしょうね。